ブレーキが効かない?ヴェイパーロック現象ってなに?

ヴェイパーロック現象とは、簡単に言うと車でブレーキが利かなくなってしまう現象です。大きな事故にもつながりかねないこの現象は、ブレーキを使いすぎたときに発生します。
通常、車にフットブレーキをかけると熱が生まれます。これにより、ブレーキオイル内の水分が沸騰してオイルに気泡が発生してしまうことがあります。オイルが液体の状態であれば、効率良く制御装置へ圧力が伝わりブレーキをかけることができるのですが、そこに気体が入ると、気体は大きく圧縮されてしまうので、力がうまく制御装置まで伝わらなくなりブレーキが利かなくなってしまうのです。
この現象は、突然発生してしまというようなことはありません。長い下り坂でフットブレーキをずっと使い続けたり、スピードを出していて急にブレーキを踏んだりといったときに発生します。
これを防ぐためには、長い下り坂ではフットブレーキだけでなく、エンジンブレーキをうまく併用するよう気を付けることです。エンジンブレーキは、マニュアル車ではアクセルをゆるめればかかりますが、オートマ車ではスイッチをオーバードライブOFFにし、ポジションを、ドライブから、セカンドかローに合わせるとエンジンブレーキが利くようになります。
また、ブレーキオイルが劣化していると気泡も溜まりやすく危険性が増すので、2年に1回を目安に交換するとよいでしょう。
現象が起こる直前には、普段より深く踏み込まないとブレーキがかからなくなるなどの兆候もあることが多いので、それを見逃さず、こまめに点検等を受けるのが良いです。

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